Claude Codeで実際に何が作れる?40代が試した3つの使い道

AI副業

「非エンジニアでもここまでできるの?」と、前の記事で書いたことを受けて、今日はその答えを書きます。

Claude Codeを使い始めて1ヶ月半。「できること」の記事は以前にも書いたんですが、あれは「機能の紹介」でした。今回は違います。実際に僕が作ったもの、試したもの、失敗したものを、3つに絞って正直に書きます。

コードを1行も書いたことのない食品スーパー勤務の40代が、Claude Codeで何を作ったか。読んでもらえれば「自分にもできそう」か「やっぱり無理そう」か、判断材料になると思います。

前提:僕のスペックを再確認

何度か書いていますが、改めて。

プログラミング経験ゼロ。HTMLも「なんとなく知ってる」程度。Macを使い始めたのは2年前。ターミナルを初めて開いたのは、Claude Codeを使い始めた日です。

そんな僕が「作れた」と言える根拠は、Claude Codeが指示を出してくれるからです。「このコマンドを実行して」「このファイルをここに置いて」という指示通りに動けば、結果が出る。僕はコードの意味を理解しなくてもいい。

ただし、これには注意点があります。理解せずに進むと、エラーが出た時に何もできません。後で説明します。

① iPhoneアプリを作って、Apple審査に出した

これが一番インパクトのある話です。

車の給油を記録するアプリを作りました。「いつ・どこで・何リットル入れたか・いくらだったか」を記録して、燃費を自動計算するだけのシンプルなアプリです。市販のアプリでも似たものはありますが、自分の使い方に合わせてカスタマイズしたかった。

Claude Codeに「こういうアプリを作りたい」と日本語で説明したら、Swiftというプログラミング言語でコードを書いてくれました。Xcodeというアプリを指示通りにインストールして、コードを貼り付けて、シミュレーターで動かすところまで、全部指示通りに進みました。

最初はエラーだらけでした。Claude Codeにエラーメッセージをそのまま貼り付けると、「このエラーはこういう意味で、こうすれば直る」と教えてくれる。その繰り返しで、2週間かけて動くものができました。

そのままApple審査に出したら、最初は2つの理由でリジェクトされました。「プライバシーポリシーがない」「スクリーンショットの解像度が基準に合っていない」。どちらもClaude Codeに修正方法を聞いて、対応しました。

審査の結果は、今も待ちです。ただ「作った」「出した」という事実は残った。1ヶ月前の自分なら、絶対に信じなかった話です。

② 家計管理のPythonスクリプトを作った

こちらは地味ですが、日常で一番使っている成果物です。

毎月Excelで家計簿をつけているんですが、年間の集計や「食費だけを月別に並べる」という作業が毎回面倒でした。Claude Codeに「このExcelファイルを読んで、カテゴリ別・月別に集計するスクリプトを作って」と頼んだら、Pythonのスクリプトを書いてくれました。

使い方は、ターミナルでコマンドを1行打つだけ。3年分の家計データを10秒で集計できるようになりました。

このとき初めて「ターミナル」というものを使いました。最初は黒い画面が怖くて、おそるおそる文字を打ちました。今は「コマンドを打つ場所」として普通に使えています。Claude Codeが一歩一歩教えてくれたからです。

Pythonも「名前は知ってる」程度でしたが、スクリプトが動いた瞬間の達成感は今でも覚えています。コードの中身はほぼ理解していません。でも、動く。それでいいと思っています。

③ このブログの静的サイト化を自動化した

3つ目はブログ運営そのものの話です。

このブログ、WordPressで書いてCloudflareという無料のサービスで公開しているんですが、公開するたびに「エクスポート→注入スクリプト実行→デプロイ」という手順を踏む必要があります。最初は手動で3つのコマンドを打っていました。

Claude Codeに「この3ステップを1つのコマンドで実行できるスクリプトにして」と頼んだら、シェルスクリプトを書いてくれました。今は1コマンドで全部終わります。

作業時間でいうと、1回あたり2〜3分が20秒になった感じです。地味ですが、毎回やる作業なので積み重ねると大きい。「自分の作業を自動化できる」という感覚は、副業のモチベーションにも繋がっています。

正直な失敗談:エラーの沼にはまった話

いいことばかり書いてもフェアじゃないので、失敗も書きます。

アプリ開発の途中で、Claude Codeが出してくれた修正コードを適用したら、別のエラーが出た。そのエラーをまた聞いたら、また別のエラー。これが5回続いて、最初より悪い状態になったことがあります。

原因を後から分析すると、「エラーを直す」だけに集中して、全体の構造を理解していなかったからです。Claude Codeに任せっきりで、自分がどこにいるか分からなくなっていた。

対処法として学んだのは「困ったら一度リセット」です。Claude Codeとの会話を新しく始めて、「今こういう状態で、こういうエラーが出ています。最初から教えてください」と頼むと、整理された回答が返ってきます。

理解せずに進むことのリスクは、エラーが起きた時に「何が起きているか分からない」状態になること。それでも、Claude Codeに聞き続ければ大体解決できます。ただし、時間はかかります。

非エンジニアにClaude Codeをすすめるなら

3つの使い道を書いてきて、共通して言えることがあります。

Claude Codeは「魔法の道具」ではなく「一緒に作ってくれるパートナー」です。指示を出せば動いてくれるけど、最終的に「何を作りたいか」「どういう状態が完成か」を決めるのは自分です。

非エンジニアにとっての強みは、「日本語で話しかけられること」です。コードの書き方を勉強しなくてもいい。その分、「何を作りたいか」を具体的に考える力が問われます。

逆に言うと、「なんでもいいから副業になるものを作って」という漠然とした指示では動きません。「給油記録アプリを作りたい。記録項目はこれで、画面はシンプルにしたい」という具体性が必要です。

この「具体的に考える力」は、販売職で20年培ってきたものと似ていると気づきました。売場作りも「なんとなくきれいに」ではなく「誰に・何を・どう届けるか」を考える。Claude Codeを使う上でも、同じ考え方が生きています。

月3,000円の元を取れているか

正直に答えると、「直接的な収益」という意味ではまだ取れていません。アプリはまだ審査中。ブログの収益もまだゼロです。

ただ、「時間」という意味では取れています。家計集計スクリプトで節約できた時間、ブログデプロイ自動化で節約できた時間、エラー調査で学んだ知識。これを金額換算するのは難しいですが、月3,000円以上の価値はあると実感しています。

副業の初期は「どれだけ稼いだか」よりも「どれだけ学んだか・作れるようになったか」が大事だと思っています。収益はそれに後からついてくる。そう割り切って、5月も続けます。

次の記事では、AI副業で月5万円を目指すロードマップを書きます。「現実的にどのくらいかかるか」を、実際のデータと自分の計画を元に、正直な数字で考えてみます。夢物語じゃなく、積み上げの話として書くつもりです。

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