Claude Codeを使い始めた最初の1ヶ月の実作業ログ

夜の机に開いたノートと4枚の付箋 Claude Code

「Claude Codeで、非エンジニアが実際に何ができるの?」。これからやってみたい人が一番知りたいのは、整理された機能の紹介じゃなくて、「で、ほんとに何が作れたの?」という生の話だと思うんです。3ヶ月前の僕が、まさにそれを知りたかった。

そこで今日は、僕がClaude Codeを使い始めた最初の1ヶ月で、実際に手を動かしてやった作業を、ぜんぶログとして残します。うまくいったことも、溶かした夜も、隠さず書きます。非エンジニアの1ヶ月が、どのくらいのことなのか。等身大の現実が伝わればと思います。

僕は42歳、コードは一行も書けない非エンジニアです。そんな人間の、最初の1ヶ月の作業記録です。

「何ができるか」より「実際に何をやったか」が知りたかった

始める前、僕はClaude Codeの紹介記事をたくさん読みました。「アプリが作れる」「業務が自動化できる」。すごそうなのは分かる。でも、読み終わってもピンと来なかった。自分の生活のどこに刺さるのか、想像できなかったんです。

だから、自分が始めるときは逆に、かっこよくない作業も全部さらけ出そうと決めていました。「アプリ開発」みたいな大きな言葉じゃなく、「実際にこの指でこれをやった」を残す。そのほうが、3ヶ月前の僕みたいな人の役に立つはずだから。前置きはこのくらいにして、週ごとに振り返ります。

最初の1ヶ月でやった実作業【全部書きます】

1週目:家計簿のCSVから、月の合計を出すだけのプログラム。記念すべき最初の作業がこれでした。毎月つけている家計簿を、月末に合計するのが地味に面倒で。やりたいことを普通の言葉で伝えたら、8分で動くものができました。たった8分、出てきたのは合計金額が並ぶだけの素っ気ない画面。でも「自分の手で動くものを作れた」という事実に、書斎で一人、変な声が出ました。翌朝、妻に画面を見せたら「で、それで何が楽になるの?」と真顔で返されましたが、うまく説明できなくても、僕の中では確かに何かが動き出していました。1週目は、ほぼこの感動だけで終わりました。

2週目:書いた文章を、ブログに貼りやすい形に変換する作業。調子に乗って、次は文章まわりに手を出しました。メモ書きした下書きを、ブログにそのまま貼れる形に整える、という小さな作業です。今までは手作業でちまちま直していたのが、頼んだら一発でした。派手さはゼロ。でも、毎回15分かかっていた手間が消えると、じわっとうれしい。「便利」ってこういうことか、と腑に落ちた週でした。

3週目:過去に書いた記事を、読みやすく直す手伝い。このあたりから「作る」だけでなく「直す」にも使い始めました。自分で書いた古い記事を開いて、「ここ、読みにくいから一緒に直して」と相談する。答えがそのまま使えることは少ないけど、叩き台にはなる。1本を直す時間が、体感で半分くらいになりました。ただ、丸ごと任せると、できあがった文章が妙にツルッとして「自分の文章」じゃなくなる。だから直しの提案はもらっても、最後の一文字は必ず自分で打ち直す。この線引きを覚えたのも3週目でした。

4週目:エラーで2時間溶かした夜と、小さなご褒美。正直に書きます。4週目は、うまくいった話ばかりじゃありません。赤い文字のエラーが出て、原因が分からず2時間ぐらい固まった夜がありました。AIに聞いても、聞き方が下手だと答えも的外れで、堂々巡り。結局その日は何も完成しませんでした。でも翌日、聞き方を変えたら10分で解けた。「ああ、伝え方の問題だったのか」と。この失敗が、いま思えば一番の収穫だったかもしれません。

1ヶ月の作業を振り返って見えた、できること・できなかったこと

こうして並べてみると、最初の1ヶ月でやったのは、どれも「ちっぽけな作業」です。家計簿の集計、文章の変換、記事の手直し。世間がイメージする「AIで自動化」みたいな派手さは、正直ありませんでした。

でも、できるようになったことは確かにあります。自分の面倒を、自分の言葉で頼んで、小さく片付ける。これが1ヶ月でできるようになった。逆に、できなかったこともはっきりしています。複雑なものを一発で作ること、自分の判断を抜きにAIに丸投げすること。この2つは、1ヶ月では無理でしたし、いま3ヶ月たっても、無理に近いままです。たとえば「ブログ全体を管理する仕組みを作って」みたいな大きな注文は、4週目に一度ためして、見事に行き詰まりました。大きすぎる頼みごとは、AIも僕も持て余す。小さく刻んで初めて、ものになるんです。

つまり、最初の1ヶ月は「すごいこと」を覚える期間じゃなかった。「自分の小さな面倒を、AIと一緒に片付ける感覚」を体に入れる期間だったんだと思います。

これから始める人へ:最初の1ヶ月の「現実的な作業量」

これから始める同世代に、ひとつだけ伝えたいことがあります。最初の1ヶ月で、僕がやれた作業はこれだけです。週に1個、小さなことを片付けるのが精一杯でした。本業から帰って、夜に使えるのは2〜3時間。そのなかで、できたのはこのくらい。

これを「少ない」と感じるか、「自分にもできそう」と感じるかは人それぞれです。ちなみに僕は最初、「1ヶ月あれば、もっとすごいものが作れるはず」と欲張っていました。その期待値が高すぎたせいで、4週目に勝手に落ち込んだ面もあります。だから先回りして言っておきたい。最初の1ヶ月は、これでいいんです。でも僕は、この「週1個ペース」を、むしろおすすめしたい。一気にやろうとすると、4週目の僕みたいにエラーで心が折れます。小さく1個ずつのほうが、結局1ヶ月続きます。

始めるための最初の準備や入れ方は、この記事に手順をまとめてあります。道具の用意が済んだら、ぜひあなたも、いちばん面倒な「自分の作業」をひとつ、AIに相談してみてください。

まとめ:1ヶ月でできたのは「小さな面倒を片付ける感覚」

Claude Codeを使い始めた最初の1ヶ月でやったのは、家計簿の集計、文章の変換、記事の手直し、そしてエラーで溶かした夜。どれも小さな作業でした。でもその1ヶ月で、「自分の面倒を、自分の言葉で頼んで片付ける」感覚が身につきました。

派手な成果は、最初の1ヶ月には出ません。でも、小さな「できた」を週に1個ずつ積むことはできます。3ヶ月たったいま振り返ると、あの地味な1ヶ月が、ぜんぶの土台でした。

次回は、副業を始めるとき避けて通れない「家族にどう切り出すか」について、僕が妻に話して分かったことを書こうと思います。

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