先週、ブログ20本を超えたあたりで「自分なりの型」ができた話を書きました。
その続きで、今日は逆の話を書きます。
Claude Codeを1ヶ月使い続けて、「ここはAIに任せていい」と「ここは絶対に自分でやるべき」の境界線が、自分の中で少しずつ見えてきたんです。
これは、誰かに教わったわけじゃなくて、20本書いて何度も失敗したから感じたことです。
任せている領域:調査と「下書きの整理」
最初に、僕が「これはAIに頼ろう」と決めていることをいくつか書いておきます。
ひとつは、情報の整理です。
たとえば「Claude CodeのMCPって何?」と聞いて、AIから出てくる説明を、自分の言葉に翻訳しやすい形でまとめてもらう、みたいな使い方。
自分で公式ドキュメントを全部読むより、5分くらいで概要をつかめます。
もうひとつは、下書きの構成案です。
書きたい内容を箇条書きで投げて、「これを記事にするなら、見出しはどう並べたら自然?」と聞きます。
答えがそのまま使えることは少ないけど、考えの叩き台にはなる感じです。
それから、誤字脱字や読みやすさのチェック。
これは僕みたいな40代非エンジニアにはありがたい機能で、自信のない文章を読み返してもらえます。
ここまでは、正直、AIにかなり助けられています。
任せない領域①:「体験」を言葉にする部分
ここからが、僕が絶対にAIには任せないと決めたことです。
ひとつめは、自分の体験を文章にする部分。
たとえば「Claude Codeを使い始めて、最初の1週間でこんなことで詰まった」みたいなエピソードは、AIに聞いてはダメだと思っています。
実際、最初の頃に「20代の販売職時代に失敗した話を、ブログ用に膨らませて」と頼んだことがあるんですが、出てきた文章を読んで愕然としました。
それっぽいけど、自分のことじゃない。
体験というのは、その人だけが持っている温度のあるものです。
AIが書いた「それっぽい体験談」は、読者に必ず見抜かれます。
40代でブログを始めた人なら、たぶん同じ落とし穴を経験するんじゃないでしょうか。
任せない領域②:「人に勧める」判断
もうひとつは、人に何かを勧めるかどうかの判断です。
たとえば、ブログの中で「このツールは便利でしたよ」と書く時、その判断はAIに聞きません。
「これ、おすすめできる?」とAIに聞くと、たいてい「メリット・デメリットを整理してお伝えします」みたいなバランスの良い答えが返ってきます。
でも、本当に自分が使って「これは40代にもう一度勧めたい」と思えるかは、自分の感覚でしか判断できません。
僕の場合は、1週間以上使い続けて、まだ手放したくないと感じたものだけを「勧める」とブログに書くようにしています。
これは、自分で線を引かないと、いつの間にか「AIが勧めた」記事を量産することになります。
そうなったブログは、もう自分のものじゃない。
まとめ:線引きは「自分が責任を取るかどうか」
任せる領域と、任せない領域。
線引きの基準は、いまのところ自分の中ではひとつしかありません。
「読者に対して、自分が責任を取れるかどうか」
調査や下書きの整理は、最終的に自分が確認して修正できる範囲です。
だから任せていい。
でも、体験談や「勧めるかどうか」の判断は、僕個人の言葉として読者に届きます。
ここでAIの判断を借りた瞬間、ブログから「タカが書いている意味」が消えてしまう。
完璧な線引きじゃないし、たぶん来月にはまた更新されると思います。
でも、いまの僕は、ここを意識しながらClaude Codeを使っています。
次回は、Claude Codeの新機能「MCP」を試してみた感想を書く予定です。

