「40代 ブログ 遅い」。何ヶ月か前、僕はこの言葉を、夜中に何度も検索していました。
始めてみたい気持ちはある。でも、まわりで発信しているのは若い人ばかりに見えるし、「今さら40代が始めても、もう遅いんじゃないか」と、最初の一歩の手前で足が止まる。あのころの僕と同じ気持ちで、この記事にたどり着いた人もいるんじゃないかと思います。
先に、3ヶ月やってみた僕の結論を書きます。遅くありません。むしろ、40代には40代の向いている部分がありました。ただし、良いことばかり書くとうさんくさいので、うまくいっていない数字も含めて、包み隠さず書きます。そのうえで「それでも始めてよかった」と思う理由を、本音でお伝えします。
「40代 ブログ 遅い」と検索してしまう気持ち
この検索をしてしまうときって、たいてい「やりたい」と「でも」がせめぎ合っています。やってみたい。でも遅いかも。でも失敗したら恥ずかしい。40代にもなると、若い頃みたいに勢いだけでは動けません。守るものもあるし、時間も限られている。
僕もそうでした。だから、いきなり「大丈夫、やれる!」とは言いません。慎重になるのは当然です。ただ、3ヶ月やってみて分かったのは、「遅いかどうか」より「自分に向いた進め方をするかどうか」のほうが、ずっと大事だったということでした。
結論:遅くない。むしろ40代に向いている面がある
やってみて意外だったのは、40代であることが、思ったほど不利ではなかったことです。理由は3つあります。
- 書く”中身”がある:20年働いて、失敗も回り道もしてきた。その経験そのものが、若い人には書けない記事のネタになります
- お金の使い方が慎重:40代は無駄な高額商材に飛びつきにくい。地に足のついた始め方ができます
- 続ける力がある:勢いは若い人にかなわなくても、地道に続けるのは、むしろ年を重ねたほうが得意でした
ブログは、短距離走ではなく長距離走です。半年、1年と続けた人だけが結果に近づく世界で、「続ける力」が武器になる40代は、思っている以上に不利ではありません。
実際、僕がこれまででいちばん読まれた記事は、気の利いたテクニックの記事ではなく、「40代でIT転職を本気で考えて、結局しなかった話」のような、自分の迷いをそのまま書いたものでした。若い人には書けない”40代のリアルな心情”に、同じ世代の読者が反応してくれる。等身大の回り道こそが記事になる、というのは、3ヶ月やってみて、はっきり感じたことです。
うまくいっていない現実:僕の3ヶ月の数字を隠さず書く
とはいえ、夢のような話だけ書くのはフェアではないので、僕のリアルな数字を出します。始めて3ヶ月、記事はコツコツ書いてきましたが——収益はまだ、ほぼ0円です。検索から来てくれる人も、まだ数えるほど。
「なんだ、稼げてないじゃないか」と思われるかもしれません。その通りです。ブログは、始めてすぐお金になるものではありません。ここを勘違いして「3ヶ月で月10万」みたいな話に乗ると、たいていやけどをします。最初の数ヶ月は、種をまいて水をやる時期。芽が出るまでには時間がかかる、というのが現実です。
だから、もし「すぐ稼ぎたい」が一番の目的なら、ブログは向いていないかもしれません。ここは正直に言っておきます。
それでも「始めてよかった」と思う理由
収益0なのに、なぜ続けているのか。自分でも不思議ですが、理由ははっきりしています。
ひとつは、書く力が確実についてきたこと。最初は1記事に何時間もかかっていたのが、だいぶ楽になりました。これは副業だけでなく、本業の報告書やメールにもそのまま効いています。もうひとつは、本業の見え方が変わったこと。ふだんの仕事のなかで「これ、記事のネタになるな」と考えるようになって、代わり映えしないと思っていた毎日が、少し面白く感じられるようになりました。
お金にはまだなっていない。でも、たしかに自分の中に残っているものがある。40代で新しいことを始める意味は、案外そういうところにあるのかもしれません。
40代がブログで気をつけたい、たった1つのこと
3ヶ月やって、いちばん大事だと思ったことを1つだけ挙げます。それは、若い人と同じ土俵で戦わないことです。
流行の最先端や、若者向けのネタで勝負しても、勢いのある若い発信者にはなかなか勝てません。でも、「40代・非エンジニア・小売で働く自分」だからこそ書けることは、若い人にはなかなか書けない。僕は、自分の回り道や失敗をそのまま書くようにしています。その”等身大”こそが、同世代の読者に届く、40代の一番の武器でした。
40代が3ヶ月続けるための、小さな工夫
ついでに、僕が心を折らずに3ヶ月続けられた工夫も1つだけ。「毎日出すと決めて、1本を作り込みすぎない」ことです。僕はほぼ毎日1本のペースで書いていますが、最初のころは”完璧な記事”にしようとして、いつまでも公開できませんでした。でも、それだと毎日は続きません。いまは、AIを下書きの相棒にして、まず”今日の1本”を出す。粗いところは、後から気づいたときに直せばいい。完璧を目指すより「今日も出せた」を積み重ねるほうが、40代の限られた時間では、ずっと続けやすかったです。
何から始めればいい?(迷ったら、まず小さく)
「よし、やってみるか」と少しでも思えたなら、あとは小さく始めるだけです。最初から完璧なブログを目指すと、たいてい始める前に力尽きます。まずは土台を作って、1記事書いてみる。それで十分です。
具体的な始め方は、ブログ開設の完全手順に、非エンジニアの僕が実際にやった4ステップでまとめました。全体像から知りたい人は、AI副業の完全ロードマップもあわせてどうぞ。
――次回は、その第一歩でつまずきやすい「ドメイン(ブログの住所)の決め方」を、僕が名前で30分固まった話も交えて書きます。

