週報です。この1週間で、なかなか無い経験をしました。
書いて、公開ボタンも押した記事が、本番のサイトに存在していませんでした。URLを開くと「ページが見つかりません」。気づいたのは、週の終わりに数字をまとめていたときです。
先週の週報で記事を公開した後の順位チェックの手順を書きました。今週その手順を回していて、これを見つけました。書いておいてよかった、という話でもあります。
今日は、気づいてから全部出し切るまでに、僕が実際にやった順番を書きます。手順そのものより、順番を間違えると空振りになるところが今回の学びでした。
何が起きていたか
僕のブログは、手元のパソコンで記事を書いて、それを本番のサイトに「上げる」作業が別にあります。この上げる作業は自動で走るようにしてありました。
その自動の仕組みが、2日間だけ動いていませんでした。上げる先のサービスに接続する権限が切れていて、そこで止まっていたんです。
止まったのが2日間なので、影響はその2日に公開した1本だけ——のはずでした。違いました。同じころに直していた過去記事2本も、直したものが本番に出ていない。新しい1本と直した2本、合わせて3本ぶんが、手元にはあるのに世の中には無い状態でした。
いちばん怖かったのは、失敗が「成功」と表示されていたこと
すぐに気づけなかった理由がこれです。
ログを後から読み返したら、途中でちゃんとエラーが出ていました。上げた後に「本番でその記事が開けるか」を確認する処理まで入れてあって、そこも失敗を検出していました。
それなのに、ログのいちばん最後の行は「デプロイ完了」でした。途中で何が起きても、最後まで走ったら完了と出す作りになっていたんです。僕はその最後の行しか見ていませんでした。
自分で作った仕組みに、自分で騙されていたことになります。「完了」と書いてあることと、実際に完了していることは別——これが今週いちばんの教訓でした。
実際にやった順番
やることは4つありました。ただこの順番でないと、後の作業が丸ごと無駄になります。
| 順番 | やること | なぜその順番なのか |
|---|---|---|
| 1 | 上げる仕組みを直す | ここが直らないうちは、何をしても本番は変わらない |
| 2 | 出ていない記事を1本ずつURLで開く | 管理画面の「公開済み」は当てにしない |
| 3 | 直した記事の中のリンクまで見る | 記事が開けても、足したリンクが古いままのことがある |
| 4 | 最後に検索エンジンへ再確認を依頼 | 先にやると空振りする。中身が本番に無い状態で見に来られて終わる |
4番目を先にやりたくなります。「早く検索に載せ直したい」と思うので。でも見に来てもらった時点で中身が古かったら、その1回は無駄です。次にいつ来てくれるかは、こちらでは決められません。
今回いちばん効いたのは、2番目です。管理画面ではどれも「公開済み」「更新済み」の表示でした。それを信じずに本番のURLを1本ずつ開いたから見つかりました。開かなければ今も気づいていません。
今週の数字
数字も出しておきます。順位のほうは、実は今週いい方向に動いていました。
| 先々週 | 先週 | |
|---|---|---|
| 検索結果に表示された回数 | 15回 | 17回 |
| 平均の掲載順位 | 19.6位 | 7.0位 |
| クリック | 1回 | 1回 |
平均順位が19.6位から7.0位です。表示された7件のうち5件が10位以内に入っていました。サーバーの選び方をまとめた記事も8.4位まで戻ってきています。
ただクリックは1回のままです。10位以内に5本並んで1クリック。つまり順位を上げる仕事はいったん終わって、次は「押してもらう仕事」です。タイトルと、検索結果に出る説明文を書き直す番だと思っています。
皮肉なもので、順位が上がった週に、記事が本番から消えていたわけです。
これは僕だけの話なのか
今回のトラブルは僕のブログの作り方だから起きた面が大きいです。
レンタルサーバーを契約して、そこにWordPressを置いている人なら、公開ボタンを押した時点でもう本番です。上げる作業そのものが存在しないので、今回みたいな「手元にはあるのに世の中には無い」状態にはなりません。
その意味では、これはサーバー代を浮かせている僕が、お金以外で払っている代金です。浮かせたぶんの見返りに、3日ぶんの記事が世に出ていなかった。差し引きで得をしたのかは、まだ分かりません。
ただ、レンタルサーバーの人にも効く話が1つだけあります。管理画面の「公開済み」を信じないこと。プラグインの不具合でも、キャッシュの設定でも、記事が正しく表示されないことは起こります。公開した日に一度、自分のブログのURLをスマホで開いてみる。30秒で済みます。
再発しないように入れた歯止め
気合いで見張るのは無理なので、仕組みを変えました。
ひとつは、途中で失敗したら最後に「完了」と出さないようにすること。今回の原因はこれだけと言ってもいいので、まずここです。
もうひとつは、公開した日の夜に、その記事のURLを実際に開いて確かめるのを手順に入れたこと。先週書いた順位チェックの手順に1行足しただけです。30秒で終わります。これがあれば、次は当日に分かります。
以前直した記事が反映されるまで待つ話を書きましたが、あれは「Googleがいつ見に来るか」を待つ話でした。今回はそもそも自分のサイトに出ていなかったので、待つ以前の問題です。同じ「反映されない」でも、原因が自分側にあるのか外側にあるのかで、やることが真逆になります。まず自分側を疑う。今後はその順にします。
まとめ
- 新しく出した1本と、直した過去記事2本が本番に出ていなかった。原因は、上げる仕組みが2日間止まっていたこと
- 失敗しても最後に「完了」と出る作りだったのが、気づけなかった理由
- 出し切る順番は①仕組みを直す→②URLを1本ずつ開く→③中身のリンクを見る→④最後に検索エンジンへ依頼
- ④を先にやると空振りする
- 順位は19.6位→7.0位に改善。ただしクリックは1回のまま。次はタイトルと説明文の仕事
しんどい週でした。ただ、こういうのは自分でやっているから起きることでもあります。以前スクールを比べたときは、料金と学習スタイルばかり並べていました。今週みたいな日にいちばん差がつくのは、たぶんそこではありません。詰まった夜に、開いている窓口があるかどうかのほうです。
それでも自分で直したので、次に同じことが起きたら当日に気づけます。授業料だと思っておきます。
次回予告:10位以内に5本並んでいるのに、クリックが1回。次は検索結果に出るタイトルと説明文を、実際に書き直してみた記録を書きます。
※数値は2026年8月末時点の Google Search Console の実測値です。ブログの成果には個人差があります。
