昨日の週報の最後で予告した通り、今日は少しかっこ悪い話をします。この2ヶ月で、「もう辞めようかな」と本気で思った瞬間が、実は2回ありました。1ヶ月目に1回、2ヶ月目に1回。きっかけも乗り越え方も違ったので、両方とも正直に書きます。
過去に副業で3回挫折している僕にとって、この「辞めたい波」は何度も経験のある感覚です。だからこそ、波が来たときに何を考えたかを残しておくのは、未来の自分のためにも意味がある気がしています。
1ヶ月目の瞬間:書いた記事を全部「下書き」に戻した夜
最初の波は、始めて3週間くらいの頃でした。それまで書きためた初期記事を読み返したら、内容も方向性もバラバラで、「これは一回、全部作り直したほうがいい」と判断しました。で、思い切って書いた記事をいったん全部「下書き(非公開)」に戻したんです。
その夜、書斎で公開記事ゼロになった画面を見て、ものすごく虚しくなりました。3週間、平日の夜を削ってやってきたのに、表向きは振り出しに戻った。「これ、何をやってるんだろう」と。Galaxyを置いて、コーヒーも飲む気になれず、しばらくぼーっとしていました。
乗り越え方:「ゼロに戻った」じゃなく「土台ができた」と捉え直した
このときに自分を救ったのは、捉え方を変えたことでした。公開記事はゼロに戻ったけど、「どんな記事がダメか」が分かった分、自分の中の土台はむしろできている。表の数字はゼロでも、中身はゼロじゃない。そう考え直したら、翌日からまた書けました。
販売の仕事でも、棚を一回全部崩して並べ直すと、その日は売上が止まるけど、翌週から動きが良くなることがあります。あの感覚に近い、と自分に言い聞かせました。
2ヶ月目の瞬間:35本書いても収益0円のまま、妻に話す前の夜
2回目の波は、つい最近です。記事が35本まで来て、アクセスも少しずつ増えてきた。それなのに、収益はずっと0円。月15,000円のサブスク代だけが、僕の小遣いから毎月消えていく。
ちょうど妻に副業のことをちゃんと話そうと決めていた時期で、「2ヶ月やって1円も稼げていません」と報告することへの後ろめたさが、じわじわ来ていました。数字が増えない焦りより、「家族に胸を張れない」ことのほうが、正直こたえました。これは1ヶ月目の虚しさとは、種類の違うしんどさでした。
乗り越え方:「やめる条件」を見て、まだ達していないと確認した
このときに効いたのは、以前の記事でも書いた、書斎の壁に貼った「やめる条件」の紙でした。そこには「半年(10月末)まで続けて、それでもダメならやり方を根本から見直す」と書いてある。
つまり、今はまだ「辞める/見直す」の条件に達していない。感情では辞めたくても、自分で決めたルール上は「まだ続ける期間」なんです。これを見て、「じゃあ今日は判断しない。手を動かすだけ」と切り替えられました。感情で決めない仕組みを先に作っておいて、本当に良かったと思った瞬間でした。
そして実際に妻に話したら、責められるどころか「胡散臭くならないようにね」「23時には書斎閉めてね」と言われただけでした。一人で抱えていた後ろめたさは、話してみたら半分くらい軽くなりました。
2回の波で分かったこと
振り返ると、1ヶ月目の波は「虚しさ」、2ヶ月目の波は「後ろめたさ」でした。同じ「辞めたい」でも中身が違う。そして乗り越え方も、片方は捉え直し、もう片方は先に決めたルールと人に話すことでした。気合いで乗り越えたものは、1つもありません。
たぶん、これからも波は来ます。次はまた違う種類のしんどさかもしれない。でも「波が来る前提」で仕組みを用意しておけば、来たときに少しは冷静でいられる。3回挫折した僕が、4回目の今回だけまだ続けられているのは、根性が増えたからじゃなく、波への備え方を覚えたからだと思います。
同じように「辞めようかな」の波の中にいる同世代がいたら、その波が「虚しさ」なのか「後ろめたさ」なのか、種類だけでも見てみてください。種類が分かると、対処も少し変わってきます。
次回予告
次回(6/13)は、もう少し前向きな話です。僕はまだ収益0円ですが、「最初の3,000円」を取りに行くために、今これだけは決めている判断が3つあります。稼ぐ方法そのものより、その手前の「判断」の話を書きます。

