副業の最初の3ヶ月、40代の僕がお金をかけなかったもの

財布と小銭を置いた夜の書斎机 アプリ開発

AI副業を始めて、4ヶ月になります。僕はAIのサブスクに月21,000円払っています。Claude Max が月18,000円ほど、ChatGPT Plus が月3,000円。40代の小遣い事情からすると、かなり思い切った金額です。

でも、最初の3ヶ月をふり返ると、それ以外にはほとんど1円も使っていませんでした。ケチだから、ではありません(いや、半分はケチだからですが)。自分なりの線引きがあったからです。今日は、僕が「お金をかけなかったもの」と、その線引きの話をします。

かけなかったもの1:「すぐ稼げる」系の教材

「AI副業」で検索すると、「月10万円へ最短ルート」みたいな教材や有料記事が、いくらでも出てきます。正直に言うと、始めたばかりの4月、ポチりそうになった夜が何度かありました。いちばん危なかった夜は、19,800円の教材の購入ページを開いたまま、30分くらい固まっていました。手探りの時期って、「答えを買いたく」なるんですよね。

踏みとどまれたのは、過去に副業で3回挫折しているからです。ハンドメイド、ブログ、せどり。あのとき僕に足りなかったのは「答え」ではなく、続ける時間と体力でした。答えらしきものを手に入れても、手が動かなければ結果は同じ。だったら、その数千円〜数万円は払わずに、まず自分の手で3ヶ月やってみてからでも遅くない、と決めました。

4ヶ月たった今も、教材は買っていません。買わずに困ったか?と聞かれると、調べれば無料で分かることがほとんどでした。AIに聞けば、たいていの疑問はその場で解消します。月21,000円は、僕にとって「教材代こみ」の値段でもあるわけです。

かけなかったもの2:ブログの見た目

このブログの実費は、ドメイン代の月100円ちょっとだけです。有料のデザインテーマも、ロゴの発注も、していません。

始めた頃は、きれいなブログにあこがれました。よそのサイトを見ては、「ちゃんとしたテーマを買ったほうがいいのかな」と思ったものです。でも、読みに来てくれる人が知りたいのは、僕のロゴのできばえではなく、記事の中身のはずです。見た目にかけるお金と時間は、記事を1本書く時間に回す。最初の3ヶ月、これは守ってよかったと思っています。

かけなかったもの3:新しいAIツールを増やすこと

これが、いちばん我慢がいりました。新しいAIツールは、毎月のように話題になります。そのたびに「乗り遅れるんじゃないか」とそわそわする。全部試したくなるんです。

でも僕は、メインの道具を Claude Code の1本に決めて、使い倒す方を選びました。道具を増やすたびに、覚え直しの時間と月額が増えます。売場でも、便利グッズを買い足す人ほど、結局どれも使いこなせていない。月21,000円の元を取る一番の方法は、22,000円目を払うことではなく、いま払っている分を使い切ることでした。

かけなくても、無料で足りたもの

逆に、「お金がかかると思い込んでいたけど、無料で足りたもの」もありました。アクセス解析は、Googleが無料で出している道具(GA4とサーチコンソール)で、十分すぎるほどでした。記事に載せる画像も、操作画面のスクリーンショットが一番伝わるので、素材を買う必要がありませんでした。

「ちゃんとやるなら、ちゃんとお金がかかる」という思い込みが、始める前はありました。実際は、かける場所を1つに絞れば、あとは無料の道具で回る。これは始めて初めて分かったことです。

僕の線引き:「手を動かす道具」には払う、「近道の地図」には払わない

まとめると、僕の線引きはこうです。自分の手が動く量を増やしてくれるもの(AIのサブスク)には、思い切って払う。自分の手が動かないまま分かった気になれるもの(教材・見た目・2本目のツール)には、払わない。

誤解のないように書くと、学びにお金を使うこと自体を否定していません。時間をお金で買いたい人にとって、スクールは合理的な選択肢だと思いますし、その場合の選び方の記事も書きました。大事なのは、払う前に「これで自分の手は動くようになるのか?」と一度だけ自問することです。

ちなみに僕の副業予算は、月30,000円が上限と決めています。サブスクの21,000円を引くと、残りは9,000円。この残りを「何に使わないか」で守ってきたのが、最初の3ヶ月だった気がします。

まとめ:かけなかったお金より、かけた時間

4ヶ月で、収益はまだ0円です。だからこの線引きが正解だったと証明はできません。ただ、教材もテーマも2本目のツールも買わなかったのに、「あれを買っていれば」と思ったことは一度もありません。後悔しているのは、お金の使い方ではなく、疲れて手が動かなかった夜の方です。

副業の最初の3ヶ月は、お金のかけどころを試される時期というより、「かけないでいられるか」を試される時期なのかもしれません。

次回予告

次回は週報です。今週進めた「過去記事に道しるべを足す」作業が、実際どれくらい地味で、どれくらい大事だったかを書きます。

タイトルとURLをコピーしました