ブログを2ヶ月続けて、よく聞かれそうだなと思うことの一つが「ネタ、よく続きますね」です。35本書いて、正直、まだネタ切れの不安をほとんど感じていません。これ、才能でもセンスでもなくて、20年やってきた販売職のクセが効いている気がするんです。今日はその話を書きます。
「ネタが続かなくて副業ブログをやめた」という話はよく見かけます。だからこそ、特別な発想力がない僕でもネタが切れない理由を、自分なりに分解しておきたいと思いました。
そもそも、最初はネタ切れが一番怖かった
始める前は、僕も「3記事で書くことなくなるんじゃないか」と本気で心配していました。文章を書く仕事をしてきたわけでもないし、特別な経歴もない。販売店で20年、売場に立ってきただけの人間です。
でも実際に書き始めてみると、逆でした。書けば書くほど「あ、これも書けるな」が増えていく。なんでだろうと考えて、たどり着いたのが「販売職のクセ」でした。
理由1:お客さんの「分からない」を毎日浴びてきた
売場に立っていると、お客さんから毎日のように質問されます。「これとこれ、何が違うの?」「初めてなんだけど、どれを選べばいい?」。20年間、僕はこの「初めての人がつまずくポイント」をずっと浴びてきました。
これがブログのネタにそのまま化けます。AI副業の世界でも、初心者がつまずくポイントは、商品が違うだけで構造は同じ。「何が違うの?」「どれを選べばいい?」に答える、という発想は、売場で20年やってきたことと変わりません。ネタは自分の頭からひねり出すものじゃなくて、誰かの『分からない』から拾うもの。これは販売職が一番得意なことでした。
理由2:自分の「失敗」を隠さないクセがある
販売の現場では、ミスやクレームを隠すと後で大きくなります。だから「やってしまった」をすぐ共有する習慣が、20年で体に染みついています。
これもネタ源になります。Claude Code に丸投げして記事から自分が消えた話、収益0円で落ち込んだ話、書いた記事を全部下書きに戻して虚しくなった夜。成功話はそうそう転がっていませんが、失敗は毎週のように生まれる。失敗を隠さない人は、ネタが切れにくい。これは副業を始めて気づいた、地味だけど確かな法則です。
理由3:「ネタ帳」をその場で1行だけ残す
3つ目は習慣の話です。何か「お、これ書けるかも」と思った瞬間に、スマホのメモに1行だけ残します。通勤の車を降りた直後とか、売場で接客した後とか。きれいにまとめようとはしません。「初心者がドメインで詰まる件」みたいな、自分だけ分かる殴り書きで十分。
後でこのメモを Claude Code に渡して「この1行から、どんな切り口の記事が考えられる?」と聞くこともあります。ただ、あくまで切り口の相談相手として使うだけで、ネタそのものは自分の生活から拾ったもの。ここをAIに「人気のネタ出して」と丸投げすると、自分の経験と関係ない、どこかで見たような記事になる気がして。ネタの種は自分の毎日から、広げ方だけAIに相談する。この役割分担にしています。
ネタ切れは「発想力不足」じゃなく「観察不足」かもしれない
3つ並べてみると、どれも「すごい発想」とは無縁でした。お客さんの分からないを拾う、自分の失敗を隠さない、気づきを1行残す。全部、観察と記録の話です。
もしネタ切れで悩んでいる同世代がいたら、新しい発想をひねり出そうとする前に、自分の毎日の中にある「誰かのつまずき」と「自分の失敗」を見直してみてください。たぶん、書けることはまだ自分の足元にたくさん転がっています。販売職じゃなくても、20年続けてきた仕事や生活には、その人にしか拾えないネタが必ずあるはずです。
次回予告
次回(6/11)は週報です。2ヶ月目に入って、4月の自分と5月の自分で何が変わったのか。数字を並べながら、「そもそもなんで始めたんだっけ」という初心の話をします。

