Claude Codeでブログ記事をリライトする手順。作業時間が半分になった

ノートPC画面に映る赤入れ前の下書きと整った文章。記事リライトのイメージ Claude Code

昨日の記事で「過去記事のリライト」の話を少しだけ書きました。今日はその続きで、実際に僕がどうやって古い記事を直しているか、具体的な手順を書きます。

先に結論を言うと、Claude Code を使ってリライトの工程は体感で半分くらいになりました。ただ、これは「Claude に丸投げしたら記事が良くなった」という話では全然ありません。むしろ最初に丸投げして、見事に失敗しています。その失敗から書きます。

最初の失敗:全文を書き直させたら「僕がいない記事」になった

2ヶ月目に入って、初期に書いた記事を読み返すと、文章が硬かったり、言いたいことがぼやけていたり、直したいところが結構ありました。そこで軽い気持ちで、Claude Code に「この記事、読みやすくリライトして」と全文を渡してみたんです。

出てきた文章は、確かに整っていました。整っていたんですが、読み返して「あれ、これ誰の記事だ?」と思いました。販売職の僕が3回挫折した話も、夜に書斎で唸っている感じも、きれいに消えていた。読みやすいけど、のっぺりした「いい感じのAI記事」になっていたんです。これは違うな、と。ボツにしました。

今のやり方:直す場所は自分で決め、作業だけ任せる

そこから工程を組み直しました。今は4つのステップでやっています。ポイントは、「何を直すか」の判断は自分が握って、面倒な作業だけAIに渡すこと。

ステップ1:直す記事を「自分で」選ぶ

まず、どの記事を直すかを決めます。ここはAIに聞きません。Search Console を見て、「検索で表示はされているけど、ほとんどクリックされていない記事」を自分で1本選ぶ。表示されているのに読まれていない=タイトルか入り口に伸びしろがある、という僕なりの判断です。35本もあると全部は直せないので、この最初の1本を選ぶ判断がいちばん大事だと思っています。

ステップ2:問題点を「答え」じゃなく「ヒント」としてもらう

選んだ記事を Claude Code に渡して、「この記事で、検索から来た人が途中で離脱しそうな箇所を3つ挙げて。直し方は提案だけでいい」と頼みます。直してもらうのではなく、気になる箇所を指摘してもらうだけ

これが地味に効きます。自分で書いた記事は、どこが分かりにくいか自分では気づけない。第三者の目で「ここ、説明が飛んでます」と言ってもらえると、なるほどと思う。でも直すのは自分。指摘は受け取るけど、全部は採用しません。「いや、ここはあえてこう書いてる」と却下することも普通にあります。

ステップ3:タイトル案を5つ出させて、自分で1つ選ぶ

タイトルは「5案ください」と頼みます。そのまま使うことはほぼなくて、5案を眺めて「この言い回しと、この案の後半をくっつけよう」みたいに、自分で組み直します。AIのタイトル案は、自分の頭をほぐす材料として使う感覚です。

ステップ4:本文は段落ごとに、自分の言葉で直す

本文は全文一括ではなく、気になった段落だけを直します。ここは手作業です。失敗から学んだので、ここだけは絶対にAIに丸ごと任せない。自分の体験や数字が入っている段落は、多少ヘタでも自分の言葉のまま残します。

「半分になった」のは、判断を手放さなかったから

工程が半分になったのは、AIが文章を書いてくれたからじゃありません。「どこが分かりにくいか探す」「タイトルの叩き台を作る」という、時間はかかるけど頭はそんなに使わない作業をAIに渡せたから。逆に「どの記事を直すか」「どの指摘を採用するか」「どこを自分の言葉で残すか」という判断は、全部自分の手元に残しました。

ブログで稼ぐには、結局「誰に何を届けるか」という自分の軸が要る、というのが2ヶ月やってみての実感です。リライトでその軸ごとAIに渡してしまうと、効率は上がっても、記事から自分が消える。作業は任せて、判断は持つ。この線引きが、僕にとってのちょうどいい使い方でした。

次回予告

次回(6/10)は、少し毛色を変えて「副業ブログのネタ切れ」の話を書きます。35本書いてもネタ切れの不安をほとんど感じないのは、20年の販売職のクセが効いている気がする、という話です。

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